蝉がメガホンを持って鳴き、太陽は掛かる雲を溶かすように燃え盛り、気温はと言いますと――おわかりですね。
ハイ、35℃を優に超える八月の炎暑の昼下がり。河童だったら皿がパリパリに乾いているところだな、ふぅ~。なんて思いながら行ってまいりました(エッ!?どこへ?ってのは置いといて)。
河童といえば――いえいえ、伏見と言えば――ハイ!やはりお酒ですね!せっかく伏見にいるんだもの。そのお酒、造っているところを見学に、学びに行こうではありませんか!そして、いただこうではありませんか!(勤務中ちゃうんかいっ!てのも置いといて。テヘッ!)
Salaから歩いて十数分。ん!?やぁ!カッパくん!こんちは!そう、私たちを迎えてくれたのは黄桜酒造、カッパくんなのでありました!入口にいたそのカッパくんは皿が乾いているどころかキラキラ、ピカピカと黄金に輝き、凛として立っているではありませんか。
中へ入り、酒造りで最も重要なこと“一麹、二酛、三造り”とその工程を見て学び、杜氏入魂の酒造りを感じたのでした。
お土産コーナーではのどをゴクリと鳴らしながら見て回り――おっと、そこで見つけたのは自分たちが飲みたいお酒だけではなく、お酒が入った入浴剤!「あっ!こんなんあるぅ~!」と私たちも作っている入浴剤にその利用者さんとスタッフはメラメラとライバル心を燃やしていたのでした(さすがだね!しっかりと仕事のことを考えてる!杜氏VS風呂氏!?)。
そして――お待たせしました!酷暑の夏、前半戦のがんばりに、そして厳暑であろう後半戦のがんばり、その誓いに「カンパ~イ!」と皆で。黄桜酒造さん、カッパくんに礼を言い帰路に就いたのでした。
さっ!ご先祖様を送り、私たちは皿を乾かすことなく瑞々しくし厳暑の夏へ再び走り出します!
引き続き皆様からの大きなご声援、よろしくお願い申し上げます!